歯科矯正用アンカースクリューANCHOR SCREW
より効果的に治療を進めたい…
歯科矯正用アンカースクリューとは骨の中に数ミリの小さなチタン製のネジを装着することで、治療を効果的にする補助器具のことです。
このアンカースクリューを従来の治療法と組み合わせることにより、より効果的に治療が進めることができ、患者さんの負担も減少することができます。
歯科矯正用アンカースクリューの
メリットとデメリットADVANTAGE & DISADVANTAGE
メリットADVANTAGE
- 01
- 困難な治療が可能となる
場合があるDIFFICULT TREATMENT
困難であった歯の動きの多くを可能に。
一例として、ガミースマイルと呼ばれる笑った時に歯ぐきが過度に見えてしまう方など、従来は外科的な手術の適応でした。アンカースクリューを併用することで重度のガミースマイルの方以外は矯正治療のみで対応できることも増えてきています。他にも従来では困難であった歯の動きの多くを可能にしてきています。
- 02
- 傷口が残ったり
しないNO WOUND
痕が残る心配はありません。
骨にネジをつけると聞くと治療が終わった後に傷口が残るのでは?と心配になるかと思います。アンカースクリューを取り除いた後の歯ぐきのくぼみは1週間もかからずにきれいにふさがるので、痕が残る心配はありません。
- 03
- 治療期間の短縮が
期待できるSHORTER THERAPY PERIOD
細いワイヤーを用いて歯を動かします。
複雑な装置や治療方法をとる必要がなくなるため、効果的に歯を動かし、治療期間を短縮することが期待できます。
- 04
- 痛みが少ないREDUCE PAIN
痛みを感じることはほとんどありません。
虫歯の治療や歯を抜くといった処置と比べると痛みはかなり少ないといえます。麻酔の注射を行う時に少しチクッとしますが、それ以上は痛みを感じることはほとんどありません。
- 05
- ほとんど目立たないINCONSPICUOUS
目立たない奥歯の近くに装着します。
アンカースクリューをつける場所にもよりますが、ほとんど目立たない奥歯の近くにつけますので、見た目が悪くなる心配はほとんどいりません。
デメリットDISADVANTAGE
- 01
- 脱落することが
あるDEVICES DISENGAGE
脱落後に再度装着する必要があります。
骨がやわらかい10代の方や喫煙者の方で、アンカースクリューが動揺してしまい、脱落することがあります。ただ、抜け落ちる訳ではなくグラグラとした感覚でわかりますので、飲み込むことはありません。また、痛みもほとんどありませんが、脱落後に再度アンカースクリューを植立する必要があります。
- 02
- 装置の周りも
磨く必要があるKEEP CLEANING
周りの歯ぐきが腫れてしまうことがあります。
ゴシゴシと磨く必要はありませんが、アンカースクリューの周りが不潔にならないように磨いてもらう必要があります。汚れが残っていると周りの歯ぐきが腫れてしまうことがあります。